• 7月の恒例行事となった「越前和紙吹き流しコンテスト」の期日を迎える。毎年、期日ギリギリまでの調整でヒヤヒヤしているのだが、3年目となり、今年は緊迫感も慣れてきた感をもつ。また7月1日は創業した記念日であり、スタッフとささやかな会を設けている。今年は研修も兼ねており、スタッフの真面目さに頭の下がる思いである。この機会でなければ、これまで過ごしてきた日々を振り返ることはあまりないが、毎年たくさんの方に出会い、そしてこの場を去る方、会うことを約束して別れる方、永遠の別れ、人々と様々な関わりを繰り返してきたことを思う。先日街を歩いていると、以前ご利用されていた、ご利用者さまのご家族に声をかけていただいた。「あの時はいろいろあったわね。」そんな話の中で「私たち家族のことも忘れないでいてね。」そう呟かれた。ご利用者様との関わりは深い。介護士には様々な思いが記憶として残っていてる。しかしご家族様との関わりは限定されていることが多く、ご利用者様から比べると印象は薄くなってしまうことが現実だろう。「忘れないでね。」ご家族様にとっては、ご利用者様の介護を共に支えた仲間なのだ。存在をいつも身近に感じて、忘れないでいてほしいということは自然だろう、大切なことだ。そう数分の立ち話の中で受け取らせていただいた。また同じくスタッフにも退職する方がいる。「どうしているだろうか?」そう思うことはよくある。偶然、元職員に出会うこともある。近況を互いに報告して、また元気でいようと言葉を交わす。個々の事情により、退職しているが「介護」のお仕事は、その後の関わりもある。毎年実施する「介護福祉士・介護支援専門員等の受験資格」のために実務経験証明書を運営法人、事業所から発行する手続きがある。多くの介護士がスキルアップのため受験する。辞められた後も手続きのやりとりをする必要がある。封書で送られてくる記入用紙と共にメッセージを添えてくれる方もあり、頑張っていることをうかがい知れる。また元気でいれば、会うこともあり、またお仕事を一緒にということもあるかもしれない。「みんな元気になる」そして長生きをしていただくことを願うだけである。

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