2019/12/23 更新

ゆたかなビレッジ創立10周年記念パーティーのごあいさつ原稿

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事情ありまして、スタート時間が遅くなりまして、ご来賓の方々へのご迷惑を考えて、かなりショートカットして、ご挨拶させていただきましたので、この場でご紹介させていただきます。

ご挨拶 これまでの10年、これからの10年

これまでの10年の自身テーマは?

1、私自身の健康をつくる。

2、一年中、感謝できる心身をつくる。

先ずは今日この10周年記念パーティーへようこそ!この貴重な瞬間を皆様と共に迎えられたことを誇りに思い、また数えきれないご支援を心に思い、この場でお礼申し上げます。さて、本日は天候にも恵まれて、12月としてはたいへん暖かい日となりました。過ごしやすいのはいいのですが、地球環境、気候変動の問題もあって手放しで喜べない気持ちもあります。どうやら、私たちの住む地球は健康を害している状況となっています。今日は自身の健康とリンクした、会社の健康、経営としての健康について少しお話しいたします。2012年の春に脳梗塞とになり、右半身の麻痺になりました。自身の健康への気付きの瞬間になるきっかけでもあり、それまで健康と信じていた自分の身体が実は違うということを現実として受け入れなくてはならなくなった瞬間でもあります。これが私自身の健康を考えるスタートです。2014年12月11日、同じく横浜東急ベイで5周年パティーを開きました。今振り返りますと、何を話していたのか?会の内容は断片的には思い出しはしますが、しっかりとした記憶はありません。しっかりと記憶して判断すること、思考の深さ、正確さはこの時点では現在の半分以下、ここ1〜2年で回復したのだと感じています。やはり身体、心に大きなダメージがあった出来事であった。今でも考えるだけでゾッとします。それは創業して3年目のことです。創業して毎日どこかで起こるトラブル、継続的にある問題、将来脅威になる課題、考えることは広く、またスピードを求められました。ただ歩くだけで、血圧が100以下になったり、200位上になったりと体調をコントロールすることができないでいました。自然と生活は夜型、食事は不規則、大量に食べる日もあれば、好きだったものが食べられなくなる日もありました。そんな生活を過ごしていた中での事故、毎日、どうしていいか、わからないお仕事でしたから、自身の健康は考える余裕もありませんでした。創業前の準備段階では、自身の健康について「気を付けろ!」ということは考えてはいませんでしたし、頑張る、無理する、全部やる、これが経営として当たり前だと思っていたし、経営者はみんなす涼しい顔してやっている、そう思っていましたから、倒れるまでは「健康」はどこかへ置いていたのでしょう。倒れた後、ある日、スタッフの創業記念パティーでイタリアンを死ぬ程食べまして、帰宅した夜下血がありました。下血は3ヶ月続き、カメラをいれることになりました。結果、炎症が治らない状態であると診断されました。処方された整腸剤では治りませんとハッキリ言われたので、これは自分でやるしかないようだな。健康への分岐点はここから始まったかかと思います。真剣に考えないと経営ににも影響することは明らかになりました。

健康をつくる。1年を健康に過ごす。

健康を害して、倒れたとほぼ同時に経営状況も悪化していきます。倒れた後も、津波のように押し寄せる問題、課題にのまれながら、息苦しく、前を見ることさえもキツイ日々が続いていました。そんな頃、分社のタイミングがありました。自身の力、真価が試される機会が与えられます。本当に自分は経営者として続けていいものなのか?心と身体、経営と身体が一致することが必須条件であることに気づきます。会社は社員の皆さんと共に共有するものではありますが、私の心、身体を通して方向性を示したり、言葉を伝えたり、行動を共にしたりすること。やはり自身の健康への責任がある。これが健全な経営の始まりでした。最初に取り組んだことは、自身の「食事の内容」でした。様々な身体にいいとされる食品を食べてみました。ある程度期間を決めて、自身の身体の変化をチェックしました。食事内容、食事回数、調理方法、購入先、ひとつわかったのは、健康に大切な食物は、加工していないもの、食べ物そのものであるということ、例えば、魚貝であったら、切り身、貝そのまま、野菜も同じくそのままを食べること、これがいちばん安全であり、自身で調理することで更に安全性は高まる。その先にオーガニックであったり、品質に関することへの視点があると私は考えています。シンプルな食材だけを食べるという答えを見付けて、困ったのは外食だった。外食にはまずこのメニューはない。外食は好きな方なので、機会があれば断ることはない。ここはまだ現在も完全解決してはいないが、できるだけシンプルなメニュー選択をする。エビフライとか(笑)チキン照り焼きとかでしょうかね。このお店で一番、調理していなものは何か?深く読み込んで「決める」ことにする。これらが自身の健康への取り組みの一例です。一方、経営としての健康への取り組みを少し紹介いたしますと、先ずは経費を全て見直しました。水道光熱費をはじめ契約していた全ての費用を変更、解約しました。これは食事でいいますと、「何を食べるか?」身体に安全なものを取り入れる購入先を決めることと同じかと思います。シンプルな費用体系にすることで管理費全体を削減することに集中しました。これは今年度まで続いた、事業縮小、事業選別してサービスを集中していることへと続いています。今年度は会社健康戦略についても成果をあげています。自身の健康も会社の健康もこれからの十年を365日、ゆかいに元気に介護することができる身体になってきた。実感できる状況であることは、今いいニュースとしてお伝えできることでです。まだ途中ですけどね。笑

一年中、ゆかいに元気に、感謝できる心身をつくる。

自身と会社の現在地点、1年の生活・仕事をを健康に過ごすことを一番として、ゆかいに元気に1日を過ごす。これからの十年はこれに挑戦することに決めています。1年は短い、365日をやる気満々で、誰に何と言われようが明るく元気に対応できる。いつ何時、トラブルに見舞われようが、心と身体を直ぐに前向きにして、ゆかいに元気にできる。デイサービスに通う方にとっては「いつも元気になれる場所」ご利用する皆様が期待する成果であると考えます。ですから、1年どこを切り取っても、「いい顔してたね」「ゆかいだね」そう言われないといけないでしょうし、そう感じて自宅へ帰ることができる。365日毎日ですよ。まだそこまではいってないかな?現状2019年12月、圧倒的感動サービスを提供する。毎日一人一つ感動をつくろう。2029年までのブランド化計画として順調にはすすんできましたが。かなり悩みながら、苦しみながらでしょうかね。感動サービスをつくる仕組みを簡単に説明いたしますと、自身、そして会社の健康に気をつける範囲を1日単位として、1日をしっかりやり抜くことを継続して行く。このゆたかなビレッジブランド化戦略と共に進めています社員にもお願いしていることです。1日を簡単にやり過ごさないで、120%で駆け抜けることを挑戦する。社員にとっては、働き方改革の進む現代では誤解されそうな言葉ではありますが、1日を大切にしてほしいという願いと、介護というお仕事で皆さんに心から満足して欲しいという願い、社員自身の健康を通して、デイをご利用される皆様へ「圧倒的感動サービス」を提供して欲しい。そんなシンプルな願いがあるからです。事業戦略上、これはエンパワーメント理論として詳しく説明したいですが、これはまたの機会といたします。自身の目標と会社の目標をリンクして、自身をマネジメントする。簡単に言いいますとそんな社員が介護士がケアするわけです。皆さん絶対に感動しますよね。このエンパワーには副作用もあって、わたしは体重も30年以上前、中学生時代の体重へ戻りまして、体脂肪率も標準へ移行しました。心の動きは、まだまだ動揺したり、悩んでみたり、落ち込んでみたりしますが、ゆかいに仕事しています。ありがたいことです。

これからの十年は

さてこれからの10年はどうなるのでしょうか?先ほどお話しいたしました通り、ゆたかなビレッジは圧倒的感動サービスをつくる10年、1日一人一つの感動をつくる挑戦、これをゆかいに元気に介護していくでしょう。一つ2020年から取り入れなくてはいけない視点、会社的には費用が一つあります。それは、地球環境に関する課題への解決費用、環境解決費、環境対応費、とでも言った方が良いでしょうか?会社が環境課題へ取り組む義務が発生していくでしょう。これは個人にも課せられることになるとも考えますが、先ほど受付で、エコバッグを配布いたしました。「おしゃれマミーのエコバッグ」と命名致しまして、配布中です。ぜひ環境課題への取り組みとしてご活用いただけますこと、そしてゆたかなビレッジを宣伝していただきますこと、笑、お願い申し上げます。インターネット、SNS、多様なコミュニケーションツールにより、世界中の個人が情報を発信できる状況になり、情報の正確性などまだまだ課題はありますが、情報の規模は宇宙規模になっていると言えます。この広がり続ける情報をAIを使って人の役に立てよう。アカリエさんの高橋社長が先導して取り組んでおられることですが、「ありがとうございます。」つまりは情報を世界中の人々と共有する時代になっていることなのでしょう。「そうでしょうかね?高橋様 笑」それは、情報を知っている以上、知らん顔できないということです。環境についても世界中の若者が動いています。特に10代、グレタさんの活動は知るかたも多いでしょう。ここ日本の10代も動いています。若い方は中学生から地球環境を危惧して活動を始めている青年もいます。社会の一員となっている私たち一人一人が、黙っていることは許されない時代になっています。会社も同じくそう言えるでしょう。ですから、これからの10年、会社の発展、個人の成長と共に、社会の発展と保護であったり、世界的な規模の環境保護、人道支援活動も義務となっていくことでしょう。ゆたかなビレッジも微力ながら、生活に密着して環境保護、社会貢献活動を「ゆかいに元気に」取り組んで参ります。ご協力よろしくお願い致します。このまま話し続けますと、パーティーも終わってしまいますのでこのあたりでおしまいにいたします。この後もゆかいに元気にパーティーをお楽しみください。ありがとうございました。

2019年12月12日の様子