2020/05/31 更新

ウィズコロナ アフターコロナの世界

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緊急事態宣言下での介護サービスを提供した経験は、この先の私の人生に於いてもこれが最後にしてもらいたいと願うのだが、感染症の危機はこれからの世界には何時起きてもおかしくない。この数ヶ月、毎日コロナの情報収集を日課としていく中でそう感じている。これは誰もがそう感じていることでしょうか。とにかく情報の多さに少し参ってしまい、ある程度情報ソースを選択できるまでに時間を要してしまった。デマにも惑わされた。消耗品、衛生用品もここにきてやっと安定方向へ改善している。休業要請から始まった経済への打撃も計り知れない展開を見ている。世界が同時進行でこのウィルスの脅威への対策を打ち出した。それぞれの国で、また地域では個々の方針、対策により、そこに住む人々に様々な影響が出ている。皆さん調べているでしょうから、ここでは書きません。世界から目線を近隣へ、近所へ、より身近な自身の生活圏内のことを話します。一言で言いますと「落ち着いていました。」誰もパニックにはなりませんでしたし、買い溜めに走る人もいませんでした。介護現場でも「働きたくない」と申し出る人もいませんでした。実際は家族から「大丈夫なのか?」と心配された方が大半でしょうが、皆さん淡々と介護サービスをいつも通り、もちろん感染拡大予防、3密回避行動しての提供ですが、今も変わらず続けています。ご利用者様も参加自粛はありましたが、比較的落ち着いて、ご家族も対応されていました。この数ヶ月は行動範囲、行動パターンを固定して同じことを繰り返してきました。近所はいつも通りの日常を繰り返してきた。逆に近所の会社さんがデイサービスにマスクを寄贈してくれたり、近所の住民の方も手作りマスク、スタッフのお母さんも手作りマスクを量産体制で送ってくださりました。自宅で育てている花をデイサービスで飾って欲しいという方も2組おられました。通りすがりの方がマスクを50枚置いて行ってくれました。なんと近所は役に立つのだろう。頼りになるのだろう。本当に泣きました。自分自身が一人で頭を抱えて「どうするか?」毎日毎日考えていたことがバカらしくなりました。近所、大事にしないとな。近隣者、目に見えている人がいちばん信用できますよね。目にも見えない人、情報を鵜呑みにしていたことを打ち消して忘れたい。いまそんな気分です。明日から緊急営業状況を解除していきます。アフターコロナはソーシャルディスタンスしながら皆さんとの距離をどう近づけていくのか?それが課題でしょうか。また明日から取り組んでみます。