2020/01/25 更新

2020年の視界

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参議院議員木村英子さん、れいわ新撰組から立候補されて、重度障がいをもちながら当選した方、ニュースを見て知っている人は多いと思う。木村さんのブログhttps://eiko-kimura.jp/2020/01/08/activity/617/ 見ていただきたい。相模原の殺傷事件と題したブログ。小学生から障がい者として区別されていることで、子供の頃から現在、議員活動する上でも様々な障壁があること。その課題の延長上に、この事件も発生する環境があるのではないかと。障がいをもち議員として、当事者目線で障がい者の権利、様々な課題、問題に挑戦している。これは、わたしたち同じ国に生まれ、暮らす人は知っておかなくてはならない事実だと思う。わたしも何度も読み返す。小さい頃からトイレ介助をお願いするために、介護スタッフの機嫌がいいか、わるいか、顔色を見ながら生活していた。悲しいけど、介護あるあるだ。日替わり、朝は機嫌わるい、帰る時は機嫌がいい。そんな介護スタッフはよく見かけたこともあった。過去、そして現在地点、ゆたかなビレッジ内でも日替わりのスタッフはゼロではない。たしかに、介護現場の環境は厳しい。でもその他、どの業態も厳しいと思う。子供も大人も、お年寄りももちろん厳しい。介護だけが特別厳しいと言うわけでもない。広い視野で見れば、日本人も厳しいが、北朝鮮、シリア、ジンバブエの人々もかなり厳しい状況だと想像する。1日を機嫌よくすることがそんなに難しいのだろうか。いつも疑問になる。機嫌のわるい人に聞いたこともある。どうして機嫌わるいのか?と。他者がわるくする。この回答が9割だが、いつも返す言葉は、機嫌は自分の中にある。どこかのお母さんが、子供に機嫌は自分で治すこと。その通りだろう。誰かに機嫌をよくしてもらいたい。誰かが自分を良くしてくれる。誰かいい人、自分の環境、人生をよくしてくれる人が来ないから機嫌わるい。そんな人々とお仕事してきた。ある日、1年を通して、いつでも。ゆかいに元気に介護したい。心からそう思った。これがわたしたちゆたかなビレッジの目標である。介護者さんがサービスを受けることが苦痛になる前に、1日1人1つの感動をつくる挑戦。毎日期待通りのサービスを提供する。さらに120%やる気スタッフのサービスにより、期待を超える感動をつくります。あと10年後には、介護者さんの視界に入る介護スタッフ、みんなゆかいで元気に介護してる。機嫌もいい、本当に楽しそう。そんな介護現場つくりますよ。わたしの残された時間、生命を吹き込みますー。